1時間。私がこのブログにどんなことを書こうかな…とアイデアをひねり出すまでに、パソコンの前で固まっていた時間です(ほんとうは、昨日の晩から悩んでいます…)。みなさんも作文を書かないといけないとき、「いやいや、まず書きたい題材もないし…」と、困ってしまった経験はありませんか?
季節の行事、将来の夢、部活…逆にテーマが大きすぎて、なんだか私にはむずかしそうです。とりあえず、昨日は何をしていたかなあと思い返してみることにします。
昨日は晩ご飯のあと、オレンジジュースを飲みました。みかんが大好きなので、特に冬は一日に何個も食べてしまいます。食べすぎて、指先が黄色っぽくなってしまったことがありました。そういえば、どうして指の色が変わったりするんでしょう。なんだか、不思議に思うことが一つうまれました。
忘れていましたが、家に帰る前、スーパーでおばあちゃんに頼まれていた買い物もしていました。買い物リストには、まだ棚にストックが何個もあるものが含まれています。そろそろ記憶力が…なんて心配をしていると、「家に食べ物がいっぱいあると安心するんや」とおばあちゃんが笑いました。
おばあちゃんは「戦時中、食べるものに困った経験がいまだに頭をよぎる」と言います。なるほど、私にはなかった考え方です。私がふつうに暮らしている日常も、おばあちゃんにとってはそうでないのかもしれません。見逃すようなふとした行動や言葉のうらがわに、その人の人生が見える場合もあるようです。
何ということもない一日を過ごしているつもりでしたが、「そういえば…」という引っかかりから、
・みかんを食べすぎると、なんで指の色が変わるんだろう
・おばあちゃんの経験と私の日常
という疑問や気づきが見えてきました。これが作文のテーマになるかは分かりませんが、それでも、なにも意識していないときよりは、ずっと広い世界が見えるようになった気がします。
こうやって、何気ないことにも「どうして?」という興味をもつことで、身近なことから新たな発見が生まれることもあります。よかったら、みなさんも昨日どんな一日だったか振り返ってみてください。
朝から書き始めたのに、もうお昼の時間になってしまいました!ではまたお会いしましょう。