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表現の幅を広げるには?

みなさんこんにちは。

最近は気温が段々上がってきましたね。

街を歩いていると半袖の人や、携帯扇風機を持った人を見かけて、夏が近づいているなと感じました。

 

そんな折、昨日は一段と暑かったので、私は喉が乾いていました。

なので、帰りに冷たい飲み物を買おうと思い、スーパーに入ったら瓶のラムネを見つけました。

色とりどりのラムネが冷蔵庫の中で並んでいるのが可愛くて、その中でも1番きれいだと思った、青いラムネを買いました。

ビー玉を落としてラムネを飲んでみると、冷たくて、かつ炭酸の泡の爽快感が口の中に広がり、とても美味しかったです。

なんてことのない、私の仕事帰りのエピソードです。

ですが、何か物足りない気がします。

もっとラムネが美味しそうに伝えることはできないでしょうか?

そんな時は「オノマトペ」を使ってみましょう。

オノマトペとは、さまざまな状態や動きなどを音で表現した言葉のことで、以下の2つの種類があります。

 

・物事の状態を表す「擬態語」… (例:にこにこ、ころころなど)

・音を言葉で表した「擬音語」… (例:ドーン、バシャバシャなど)

 

日本語はオノマトペが豊富な言語です。

うまく使いこなせれば、思っていることをより相手に伝えやすくなるので、表現の幅が広がります。


では実際にこの2種類のオノマトペを使って、先ほどのラムネのエピソードを書き直してみましょう。


「昨日は一段とむしむしとした暑さだったので、私は喉がカラカラに乾いていました。

なので、帰りに冷たい飲み物を買おうと思い、ふらっとスーパーに入ったら瓶のラムネを見つけました。

色とりどりのラムネがずらっと冷蔵庫の中で並んでいるのが可愛くて、その中でも1キラキラしていてきれいだと思った、青いラムネを買いました。

ビー玉をポンッと落としてラムネを飲むと、ひんやり冷たくて、かつ炭酸の泡の爽快感がシュワッと口の中に広がり、とても美味しかったです。」

いかがでしょうか。わかりやすいように、オノマトペの部分を太字にしてみました。

先ほどの文章に比べて、ラムネがより美味しそうに伝わってきませんか?

 

オノマトペを効果的に使えば、表現の幅が広がり、読み手に情景や心の動きが伝わりやすい文章が書けると思います。

みなさんも、ぜひオノマトペを活用してみましょう。

 

なんだかこの文章を書いていたら、またラムネが飲みたくなってきました。

今日も仕事帰りに、ラムネを買って飲もうと思います。家までてくてく歩きながら。

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